自由訳 良寛

自由訳 良寛

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世界文化社
価格: ¥1,260

自由訳 良寛のレビュー

良寛の世界へ春夏秋冬、そして再び春。
 苦しいと時には、水を想え。悲しい時には、風を想え。
 水のように生きたい、風のように生きたい。
しかし、それはできない。人間として生き、死んでいくしかないのだが、
 やっぱり 水のように、風のように生きたくて「良寛」を読む。
 世俗的執着・こだわりを全部捨てるのである。
 環境風土、たとえば雪とのせめぎあいから生まれてきた新潟県人、三つのタイプを挙げる。
(1)堪忍型‥粘り強い生き方。(2)大風呂敷型‥宇宙媒介的自己遠望の視点。
(3)天上大風型‥Uターン型「越しに来てまだ越れぬ我なれやうたて寒さの肌にせちなる」
  良寛はこのタイプである。「托鉢行脚の人」「山中独居の人」「衆生済度の人」‥こだわりを捨て、日々を楽しむ生き方。新井満のわかりやすい「自由訳」でふれる良寛入門書。